『インタレスト』、50人で12本の企画の情報収集開始。

 10:05から「マーケティング論」の授業を1本終え、午後は13:20から「情報加工演習」という科目名で『インタレスト』の企画編集の実践演習授業を行った。だいぶ前に既報した通り、「だいぶ前に既報」いうのは「頭痛が痛い」系のフレーズみたいだがわざとなので良しとして、既報の通り『インタレスト』の次号の履修学生は50人もいるので、思案した結果、とりあえず12本の企画にメンバーを振り分けて同時進行で情報収集を開始することにした。しかし、それぞれの企画ごとに情報収集のやり方と集めた情報の分類整理の仕方が違ってくるので、1チームずつ、私が見本をやって見せて、といっても私が正解を持っていて「こうやるんだ」と示すのではなくて、担当学生の前で「とりあえずこうやって集めて、エクセルでこういう表を作って、手分けして集めた情報をこう分類して整理してみるか」と言いながらパソコンで作業をやり始めて、

田尾「うーん、この並べ方はどうや。何かわかりにくいのー」
学生「ここ、こういう項目名を一つ増やしたらどうですか?」
田尾「おー、やってみるか。んーと…するとこっちがちょっとわかりにくくなるか…」

…みたいに、試行錯誤しながら分類整理用のフォーマットを作ったり情報収集の段取りを決めていったりする…という感じの作業だ。言うなれば…何か「やって見せて、やらせてみて…」みたいな言葉があったな…と思って調べて見たら、あれだ、山本五十六の名言。

やってみせ 言って聞かせてさせてみて 誉めてやらねば人は動かじ
話し合い 耳を傾け承認し 任せてやらねば人は育たず
やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば人は実らず

 1行目は見たか聞いたことのある人がいると思うが、あの名言は3フレーズあったんですね。さらに、人は「動く」「育つ」の後に「実る」があるんだということも、言われてみれば人生の1つの「原理原則」であるが、改めて「なるほど」と思わされる言葉であった。いや、調べてみてよかった。

 というわけで、『インタレスト』は前号の“締切苦”が終わって少々の油断モードの中、大人数を機能的に動かすのに苦労しながらも、「情報編集」の前段階の「情報収集」を開始しました。ちなみに、今日の『インタレスト』の授業風景を大学の総務の吉岡さんが動画で撮影に来ていたが、何かそのうち、大学のホームページのどこかにアップされるそうです。まあ恥ずかしい(笑)。