創刊以来最大の「締切に追い込まれ中」の最中、頭のリフレッシュと体の覚醒のために、意を決して早朝の峰山ウォーキングに出かけたのであるが、特にネタも拾わなかったので、そんじょそこらの一般人みたいに写真をアップしてみよう(笑)。

私の峰山コースの途中、山上の石垣のそばと人気のない細い山道の途中と石清尾神社の近くの線路際の3カ所に群生していてこの時期にだけ花が咲く、私のとても好みのビジュアルの「ツルニチニチソウ」である。
それから帰りに野生の「藤」が咲いていたので写真を撮って、

そのすぐ近くに名前を知らないこういう花が咲いていたので、

スマホで画像検索したら「桐の花」って出た。「桐の花」は花札の「桐」の絵しかイメージになかったので「ほんまかー?」と思いながらネットで確認したら、やっぱり桐の花みたいだ。
で、出発してから3時間くらい経って、近くの小さい川の亀を見ながら帰ってきた。

という平凡な朝の報告であるが、弱いか? うーむ、弱いか。じゃあ、峰山の上にある「はにわっ子広場」の、今ひとつ話題になっていないキャラクターを世に出しておくか。
まず、「はにわっ子広場」の長男の「ハニ太郎」。

続いて次男の「ハニ次郎」。

そして注目は、おそらく長女の「ハニ子」。

「ハニ子」の口は長い滑り台の出発場所になっていて、多くの家族連れで賑わう土日になると、この口から滑り台を楽しむ子どもがぞろぞろぐちゃぐちゃと出てくる。その様子を見て「ハニ子がゲロ吐いているみたいだ」という失礼なことを言ったやつがいたが(笑)、しょうがない、私の感性の違いを一つ披露しておくか。
ある日の土曜日だったか日曜日だったか、ちょっと遅めに峰山に上がって展望台に向かっていたら、その手前にある「はにわっ子広場」がたくさんの親子であふれ返っていた。そこで私はちょっと一服して「幸せ親子」の皆さん(笑)をしばらく眺めていたのであるが、ふと「ハニ子」の滑り台からとりとめもなく次々に出てくる子どもたちを眺めていた時、ある瞬間に背筋を伸ばした子どもが5~6人続けてきれいに等間隔で滑り出してきたのを見て、私の頭に一つの画像がオーバーラップした。
「空也上人かい」
あれ以来、私は峰山の「はにわっ子広場」の「ハニ子」を「埴輪界の空也上人」と呼んでいるのだが、誰にも発表していない上に例えが渋すぎて、全く定着していない。…という、「なるほど、ブログに写真を上げるという手段を覚えたらこういうことになるのか(笑)」という日記になってしまったことに書いてから気がついて、「いかんいかん」と気を引き締めながら締切に向かう私であった(笑)。