『インタレスト』37号、怒涛の追い込みで6月1日発行か?!

 途中経過を何も書いてなかったので何が「怒涛の追い込み」なのか全くの説明不足ではあるが、今回、久しぶりに原稿が遅れに遅れて、ゴールデンウィークはただの1日も、というか半日も休みなく編集制作に追われてしまい、6月1日発行予定が1週間近く遅れそうな状態だったのである。それがこの1週間でデザインがものすごく頑張ってくれたみたいで、しかしそれでも3日~5日遅れになることを覚悟していた今日、怒涛の校正、修正作業が完了して奇跡的に印刷発注に漕ぎ着けました。もしアクシデントがなければ、5月31日(金)の夕方納品になりそうです。

 今号の特集は、いつものように3本です。

 まず第1特集は、「四国4県の小中学校の給食メニュー781食を調べてみた件」。四国4県から12の学校給食センター(合わせて約200校に給食を配送)をピックアップし、それぞれのネット上に公開されている給食の献立表を徹底集計して、「主食」の米率、麦率、パン率、雑穀率から個別メニューの分類調査、登場したご当地メニュー、珍メニュー等も発掘。「主菜」では肉率、魚率、野菜率から、給食によく出る食材の県別ランキングも発表。さらに「副菜」「デザート」まで徹底集計した結果、「主食」では香川県だけ特異な傾向が発覚するなど、なかなかのメッセージが抽出できました。

 続いて第2特集は、「ご当地ガチャ、どうでしょう」。学生から「ガチャ」の企画が出て来た時、「まあええけど、そんなもん、おもろい企画になるか?」と思っていたのですが、四国4県に取材派遣した8人の学生調査隊がなかなかの“ブツ”を続々発見してきたので、何とかええ感じに仕上げることができました。

 そして第3特集は、エジプトのファラオ、歴代ローマ皇帝から江戸の侠客、明治維新の十傑等々、40以上のカテゴリーで世界と日本の歴史上の著名人数百人の「享年」をジャンル別に分類整理した、「偉人の享年」。関ヶ原の戦いの東軍、西軍、寝返り組の武将の平均享年の比較や、鎌倉、室町、江戸の将軍の平均享年の比較など、『インタレスト』ならではの“変なタマ”も何発か撃っていますので(笑)、どうぞお楽しみください。

 冊子はいつものように週末から1週間ぐらいかけて「がもう」「山越」「なかむら」をはじめとする人気うどん店や道の駅滝宮、高松駅、リビング高松等々に配布しますので、お立ち寄りの際はご自由にお持ち帰りください。また、郵送希望の方は、

(ハガキ等)〒765-8505 香川県善通寺市文京町3-2-1 四国学院大学「インタレスト編集部」
(Eメール)interest@sg-u.ac.jp

のいずれかで、いずれも送り先の郵便番号、住所、氏名、年齢(詐称可)を明記し、余裕があれば気の利いた一言やメッセージとともにお申し込みいただければ、「郵送料金着払い(冊子は無料)」で発送致します。ただし、発送作業は学生が授業の一環で行っているので、基本、週1~2回の対応になるため、アマゾンみたいに「即日発送」というわけにいかないかもしれないので、どうぞご了承ください。

 というわけで、先週から新体制で38号(12月1日発行予定)の企画会議に入っているのであるが、今季は4年16人、3年19人、2年15人の計50人という、創刊以来最大の編集部員(履修学生)を抱えた“大渋滞”の集団になってしまった。おかげで、“老人力”に満ちあふれた私は(もうええか)スタッフの名前と顔を一致させるのに四苦八苦である。かつて『月刊タウン情報かがわ』で「笑いの文化人講座」をやってた全盛期には「ペンネームを見ただけでそいつの本名と市町名と代表作品が出てくる」という投稿人が少なくとも500人ぐらいいたのであるが、そんな時代も今は昔。その大所帯の編集長に4年の佐野、副編集長に3年の亀井ともう一人の亀井と平松を指名したのだが、こないだ、その平松を編集作業中ずっと「大森」と呼びながら指示をしていたという体たらくである(笑)。

佐野 3本や4本の企画で50人は、絶対人が余りますよ。
田尾 わかっとる。そやから今回は、候補に挙がっとる20本ぐらいの企画全部に人を分散して張り付けて、全部同時進行することにする。
佐野 それと、50人になったら編集後記のページに原稿が入り切らないと思うんですけど、編集後記のページを増やすんですか?
田尾 いや、特集ページを減らすわけにはいかんから、編集後記に「予選」を設けて、予選落ちしたやつは載せんことにする(笑)。