「麺通団団長web」、準備中。

 『インタレスト』の申し込みメールがぼちぼち来始めているのでいくつか読んでみたら、「団長日記が更新されていてびっくりしました」というメッセージが何通も寄せられていました(笑)。こないだ、他称“田尾ウォッチャー”の団員Dからも「どしたんですか。しかも長文続きで」と言われたが、すみません、ちょっと訳がありまして。

 実は、この「団長日記」は元々、2002年だったか2003年だったか、「東京麺通団」がオープンした時に私と故勝谷誠彦さんがアドバイザーみたいな形で関わることになって、その時に勝谷さんから「何か書き続けていないと書けなくなるよ」と言われて、じゃあということで「東京麺通団」のHPに「麺通団オフィシャルサイト」という、オフィシャルというほどの活動もしてないのに無理やりそんな名前を付けて、その中で書き始めたものなのである。それがもう「東京麺通団」から離れて10年にもなろうかなるまいかというのに、「そのままあのサイト内に居座っているのもいかがなものか」という意見が私から上がって(笑)、

(1)すっぱりと「団長日記」を終了し、この「麺通団オフィシャルサイト」を閉鎖して、平穏な余生を暮らす(笑)。
(2)「麺通団オフィシャルサイト」を閉鎖して、「団長日記」などを展開する別の団長のサイトを始める。

の2択を迫られていたのである。「誰に迫られていたのか?」と問われると、それから10年近く経っているということは、大して誰にも迫られてなかったとも言えるのであるが(笑)、そしたら半年ぐらい前、ある縁があって「安く作れますよ」という話が舞い込んできて、「じゃあ、新しく『麺通団団長web』を作ろうか」という話になって、ようやくぼちぼちと下準備に入ることになったのである。しかし、勝谷さんの言った通り「何か書き続けていないと書けなくなる」という感じが薄々してきて怠け癖が付いてしまった私に、もう一回「ほぼ毎日」の日記を書き続けるエネルギーが出てくるのか? という不安が頭をもたげてきて、エネルギーの残量を確認するために今、ちょっと頑張ってみている…というのが、突然日記を頑張り始めた大きな理由の一つである。行けるかな。『超麺通団5」を行くとなったら、事前にエンジン噴かしとかないかんような気もするし。

 というわけで、何ヶ月後になるかわからんが(サイト構築担当者からは「コンテンツが揃ったら1~2カ月でオープンできますよ」という返事が来ているが)、そのうちこのサイトは閉鎖して新しく『麺通団団長web』に移行するか…という方向で計画中なので、そのあたりの進捗具合はまたこの日記で報告していきたいと思います…でなくて、報告します(笑)。

 今日はその打ち合わせがあったので夕方6時過ぎに家に帰ったら、家内が「ふみやに行こう」と言ってきた。

田尾「ふみや、もう時間が危ないんちゃう? 6時半にはのれんが入るで。今から準備して行きよったら、6時半過ぎるわ」
家内「じゃあ、電話しとく」

と言って家内が「ふみや」に電話をした。

田尾「何て?」
家内「『早よ来て』言われたけん、『今から出るから、もつ焼きとかしわそば焼いといて』言うた(笑)」

 何か、こないだの「ピッコロヂヂ」に続いて「閉店ギリギリに電話で滑り込む」という、いずれも気心の知れた店ではあるが「迷惑なカスタマー(笑)」続きの我が家ではある。「ふみや」、案の定、最後の客になって、いつものように閉店後20分近く大将と女将さんとムダ話をして、『インタレスト』を置いて帰りました。